やっと思い出せたこと

夏休みの激務で、なんとなく絵を描く気にならず、描いても描いても自分がどうしても描きたいという感情にはなかなか巡り会えずにいました。

いわゆるスランプでしょうかね。

しかしながら、スランプといってもあまり考え込むタイプではないので、逆に他のことをものすごく考える時期になり、返って良かったなぁとプラスに考えています。

他のことというのは、家族についてや、子育て、親子関係。普段子どもに関わる仕事をしているし、母親でもありますし、年がら年中考えているって言えばそうなんですけど……。
TwitterのTLがそういう話題が多くなってくると、さらに頭の中の考え事が本格化します。

自分は今、2人の子が小6と小4になり、割と楽になってきたし、数年前に離婚もしてしまって嫌な事は一度解散してしまった身。筋肉おじさんもそばに居る。

悩む親御さんに「大丈夫ですよ」と声をかける立場になってしまったし、しんどかったことはほとんど忘れてしまう性分だし、何かないとほんとに思い出せない。

こんな私が、自分事として感情を持って、そういう話題について考えることが出来たということなのです。自分的には結構すごい。


何を考えたかというと……

やっぱり、夫婦や家族や子ども、そういうのを持つとお金持ちでも貧乏でも、誰でも平等に悩み事が次々と噴出します。だから、「持たなければ良い」という考え方も出てきて当然で、それも私は否定できない。だって、渦中にいるときは本当にしんどいですからね。

ただ、その悩み事って、自分が初めての経験だから解決する方法がわからなかったりするだけであって、それ自体が自分を襲ってきた「悪」でもなんでもないんです。

といっても、虐待なんかは解決を待つより、ぱっと逃げ出すことが最前の方法ですけどね。(虐待が起きる事態に至るまでには、何か色んなことがあって、向き合うべきものが沢山あったはずだとは思いますが……)

みんな、初めて親になって、初めて誰かの子になって、初めて誰かの妻や夫になります。そりゃ失敗もあるでしょうし、分からないことだらけです。それを改めて心の中に置いといてもらいたいし、私も、そう言葉がけをしたいのです。

そして、そういう関係を愛情持って育める環境を作り出せたらと考えています。

その始まりが、自分の子が他の誰かから愛されていると感じること……かなと。大丈夫、私も応援してますよ。って声をかけられると嬉しいじゃないですか。

これも忘れていたんですけど、ワンオペ育児に疲れ果てていた時に、子どもの熱で小児科にかかったのです。そのときは女医さんで、診察しながら一言「お母さん、よう頑張ってらっしゃいますね。」って声をかけてくれたことがあって、なんかほっとして泣いてしまったんです。

そういうの、最近私は忘れてないかな……って思い出したのです。

「自分が子育てがしんどかったから、子育てがしどい人を助けてあげよう」はいつも思ってるんですけど、やがて、「何がどういう風にしんどかったのか」は忘れてしまって、「助けてあげる」だけが独り歩きしてた気がするんですよね。

ツラい状況の時の一番の心の支えは、「他の誰かも思っていてくれる」だったんじゃないかなと。そして、そういう機会があればあるほど嬉しかったよね、と。

そして、そんなことを考えている最中に、久しぶりのうんこファミリーの絵のご注文があったのです笑 運命じゃないでしょうか笑

うんこファミリーの絵は、最近は出産や結婚のお祝いなどにも使ってもらうことが多くて、「あ。そうだ。これって、私もそのご家族のことを思うことになるのよね。」って気づいたのです。

お客さんの大切な人が喜ぶとこを考える時間が、「私の描きたい絵」のスイッチを押してくれた気がしました。

結局、誰かが喜んでくれないとつまらないんです。何を描いたって。

私が必死で考えた「誰かが喜んでくれること」が、初めてのことで不安になるかもしれない人の支えになってくれたら最高じゃないか!

初めて夫婦になったり、初めて家族になる人達が、初めての色々をなんとかこなしていくのを、絵を描きながら遠くで見守っています( ¨̮ )

ふぁいとー♪


Mayu

絵描きです。鉛筆画を主に描いています。

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