賢い子どもへのお説教

賢い子どもは聞き分けが良いか。

答えはNoだ。

聞き分けが良い子はただ聞き分けが良いってだけで、考えてないか、人に合わせられるか、こっちのことを怖いと思ってるか、のどれか。

賢い子どもほど、「なんで?」「違うそうじゃない」「俺だけじゃない」などなど様々な言い訳や口ごたえをしてくる。

しかも個性がそれぞれにあってめっちゃ面白い。

まずはその言い訳を存分に楽しんで頂いてからのお説教タイムです。

お怒りの大人の皆さんは是非、これを読んで試していただきたい。

①大人の見解や言いぶんは最初に言わない。
②なぜその悪さをしたのか聞く。
③それをやって良かったかどうか聞く。
④本当はどうしたかったか、どうすれば良かったか聞く。
⑤相手の個性を自分が見たとき、こういう部分がある。それをどう生かしたら、こういう風な行動が出来るんじゃない?っていう提案をする。

大人が行動を正しても、本人は「分かった」って言うだけで、分かってません。嘘に決まっとるやん。自分は子どもの時分かってたか?分かってなかったやろ?せやろ?

本人が導き出す言葉を自分で言うことで、自分の脳みそに(微々たるものやけどちょっとはもしかしたら)入る。

それが狙いです。

そんな問答を相手としてたらこっちも腹も立たんし、一石二鳥。

一呼吸おいて、ちょっと落ち着いてからやって味噌♪

子どもとの関係性、されど人間関係。人と人。手の上で転がすのが目的ではなく、自分で責任をもって答えを出すことの大切さを教えたい。

「あの人がこう言ったから」

っていう言い訳を大人になってもして欲しくない。

その思いで、子どもと関わっている。





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