くぅまのがすきぃ〜♪すっきぃ〜♪
熊野の何が良いって、次から次へと「登るための山」が現れることです。
「登るための山」っていうのはつまり……
熊野の観光名所と言われる場所のほとんどが、それを見るために、登ったり、歩いたり、落ちそうになったり……、かなりの体力を使います。目的を達成するためには、その「山を登らなけらばならない」。ということで、「登るための山」なのです(笑)
↑こちらは盾ヶ崎
子どもたちを一緒に連れていくと、最初は「えーー、そんなに歩くの?」と言っていたのが、最終的には「もっとやりたい」というようになります。
折角の世界遺産も外から見ているだけでは、ただの写真集や特集雑誌と一緒ですが、降り立って歩いて登ってコケて、熱い岩と冷たい透き通った水、トビの舞う青い空を、自分の持つ神経で感じると、それが一気に価値のある時間へと変化します。そのことが、子どもたちの言動を通すことで改めてわかりました。
↑丸山千枚田と息子
これはもちろん、日々の生活の中でも得られるものではありますが、「登るための山」の集合体の熊野に行くことで、その感覚がギュッと強いものになります。
お気に入りの場所なので、1人でも人を連れても、何回も行きましたが、行くたびに深くなっていきますね。毎回、自分自身もガンガン揺さぶられて帰ってきます。
↑鬼ヶ城と、わたくし
最近、限りある自分の人生の中の1日をどう過ごすかということを、とても意識するようになってきて、好きな場所へ好きな人たちと行くことの大切さを再確認しています。
好きな場所で好きな人たちと過ごした1日が、もっとも自分を揺さぶってくれる時間になっているということ。これは私の今日の発見でした。
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